横浜市/都筑区/ センター南駅すぐの総合内科 おやま内科クリニック 
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この豆知識コーナーでは、毎日の生活の中で知っておくと役に立つこと、あるいは患者さんからよくある質問などを分かりやすく書いていこうと思います。また、参加した学会やセミナーで得た最新情報なども書き連ねていこうと思います。お気軽におつきあいください。

妊娠中の喘息管理指導
米国産婦人科医学会(ACOG)は、喘息の妊婦にとって喘息症状を抱えていたり、悪化させるよりも、可能な限り最小容量の治療薬を使用し妊娠維持するべき。重度のものに関しては全妊娠期間で胎児発育遅延早産兆候の監視が必要と改訂。

1. 管理が良好な喘息の女性は、周産期アウトカムが良好でいずれも健康な妊娠が可能(Dr.Mitchell P.Dombrowski)
2. 妊娠が喘息の症状に与える影響は依然として不明。しっかりスパイロメトリー最大呼気流量や一秒量で肺機能のモニタリングが必要。発作を未然に防いで胎児の酸素確保を優先。
3. 妊娠第1期に超音波検査で発育遅延や早産リスクを評価し、重度の発作既往は第32週から発育モニタリング。
4. たばこの煙、アレルゲンの刺激および胃酸の逆流を避けるためにはあらゆる方法を試す。
5. 吸入ステロイド長期管理薬で再燃を予防し、発作即時albuterol吸入を用いる。
6. 妊娠後の免疫療法開始は避ける

社会的に少子化でより多くの健康な出産が望まれる現在に加えて、喘息患者さんが増加傾向にあり、妊婦本人と家族を始めとした社会環境から、減りゆく子供たちの健康をサポートするべきです。
(先日、空港でベビーカーと一緒に喫煙所内に入って一服している母親を目撃して・・・)



だいぶ遅れた日本のピクノジェノール(Pycnogenol)有効利用!!!(少々専門的)
 35年の発売歴を持つ元来医薬品として開発をされ、眼科婦人科領域を中心にそのポテンシャルが豊富な臨床データにより認められている。そして安全性も米国医薬品局(FDA)によるGRAS認定取得、英国はMAFF認定取得、フランスはAFSSA認定取得、韓国はKFDA認定取得および他7カ国の市販薬として登録されるに至る。
 ピクノジェノールの原材料はフランスの松の樹皮であり、その成分はフェノール酸、カテキン、タキシフォリンおよびプロアントシアニジンなどが含有されている。品質はGMP基準に従っており、ロットナンバーで管理されトレーサビリティーもしっかりしている。
 最初は浮腫の治療薬としてスタートしたが、優れた抗酸化作用( Chiba et al., Ophthal Res 31;407-415,1999)と血管修復作用で血流改善(Nishioka K et al.,Hypertension Res, in print)、浮腫改善(Casarone et al.,Clin Appl Thromb/Hemost 12:205-512,2006)血圧効果作用(Liu et al, Life Sciences,74:855-862,2004)等の循環器科疾患にも効果が期待できる。
 他にも海外では喘息治療(Lau et al,J Asthma 41:825-832,2004)や抗炎症治療(Grimm et al,.J inflamm 3:1-5,2006)にも効果を発揮している。なかでも月経困難症(Kohama,Suzuki,Eur bull Drug Res,7:30-32,1999)や更年期障害(Liao et al,Acta Obest Gynerol Scand,in print 2007)は当診療所でも効果を確認できており、特にピクノジェノールはホルモン作用を有していないことが我々も使いやすいところでもある。
 さらにはADHD(岐阜で効果を確認できた新聞記事もある)の集中力アップや認知症および口腔内ケアにもデータは出てきており、今後私たちも使用しながら広がる効果に期待したい。
 
(日本臨床自然療法研究会 ピクノジェノールの最新知見 ホーファーリサーチ社 学術顧問 ストロング・ジェフリー・マイケル氏 公演内容から)



空前の「メガ!特盛り!」ブーム、日本人は食で滅びるのか・・・!
最近メタボリックシンドロームを頻繁に謳われるようになった反面、その反動ともいわれる「メガ!特盛り!」ブーム。これでもかとばかり重ねたハンバーガーや盛り付けた丼モノ。バブル不況から働く時間が惜しまれ、ファーストフードをよく摂取するようになった日本人の不況トンネルの出口は、肥満、糖尿病、高脂血症および高血圧などいわゆる「死の四重奏」を抱えたポッチャリ型人種に変わりつつあります(糖尿病は600万人〜800万人(8人に1人)とも言われています)。
さらにテレビ番組では、人間離れした大食漢タレントを料理番組やお笑い番組に頻繁にからめて、短時間により多く食べ続け、「これ食う」「うめぇ」と叫ぶ!日本人の歴史が培ってきた食の「繊細さ」を蔑ろにされている気がしてなりません。
そもそもアングロサクソン人は比較的腸が短く、インスリンが多く放出される人種といわれ、高カロリーには順応しやすい体質です(それでもアメリカ人の肥満の多さは国家政策になっているほどです。どんだけ〜!カロリー摂取しているのでしょうか?)。たとえたくさん食べたとしても日本人より遥かに大量かつ速やかに糖質分解にインスリンが放出され、短い腸管を通過し排泄される。しかしながら、元来農耕民族である日本人は、山の幸、海の幸と季節に応じた食材をからめた、穀物を主食とした世界的にみても特殊な民族です。時間をかけて消化する長い腸管を持ち、エネルギーを蓄える体質で、つまり「飢餓に強く、太りやすい」。この本来持っている体質に欧米型の高カロリーの食事は、肥満、ビタミンとミネラル不足をもたらし、エネルギーの燃焼効率を悪くして、不完全燃焼から酸化物質を増やしてしまいます。長い腸は大量の動物性脂肪に長時間暴露され癌化する確率が高まります。
参考:ビタミン外来とその実践;こもん会稲毛病院 佐藤 務先生 講演。
体質に合った日本食を基本とし、「日常食」「非日常食」に分け、現代の素材自体に不足しがちな栄養素を把握し、サプリメントなどで補いながら健康な体づくりをしていく必要があります。世界が「日本食」に注目しているのですから・・・。
*先日、運動意識が高くアレルギー性鼻炎と高脂血症で通院の高齢患者さんに、細かく食事内容を伺ったところ、毎日三食に一食は必ずラーメンと餃子を食べているとの事。中国旅行の食事で「油」に自身がついてから食べ続けていると・・・。投薬開始以前に判明し長期内服を避けられました。これから脂肪酸のバランスをとることで鼻炎も改善を期待です。


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